何のための生きる...

  • 2017.09.25 Monday
  • 17:44

33歳男、実家暮らし、彼女はずっといない。

何かを変えないといけないと思い

一人暮らししたい旨を母親に話した。

 

「それやったら仕送りしてや」

「俺が安月給って知ってて言うんか」

「今まで通り家におってお金入れてお母さん助けてや、

一人暮らしなんて金の無駄やろ」

「そんな問題やないやろ」

 

俺はずっとこの重い母親から離れられず、

人生を潰してしまうのか。

結婚など絶対にできないし生きることに絶望すら感じる。

 

かと言って俺だけを頼りにしてる

母親を見捨てることは出来ない。

幼い頃、泣き虫だった俺を優しい笑顔で守ってくれた母。

冬場の水仕事で赤ぎれだらけだった手、

身体中ボロボロになっても休まず働いて俺を育ててくれた母。

 

結局、その時の無理がたたって

足腰が悪くなってしまったんだけど...

もし...もし奇跡的に結婚して同居してくれる人が現れても

俺はその人を不幸にしてしまう。

 

母親が死んだあと俺は誰にも気づかれず

ミイラになって朽ち果てる。

 

 

何のための人生

何のための俺

何のための...

 

過ぎ去った秋の切ない一日...

  • 2017.09.23 Saturday
  • 16:03

 

切ない秋の日から5年。
この場所の景色はあまり変わっていない。
多少の変化はあるけど

あの時一緒に歩いた駅への道は同じ。


国道2号線玉江橋から川を見下ろすと

口を大きく開けた鯉の群がエサをねだる。

変わらない日常が余計に寂しさを掻き立てる。


「どうしてはっきり言ってくれないんですか?」
「嫌なら嫌と言ってください」
「...」


自分は黙ったまま産業道路を小走りに渡り

その場を凌いだ。
駅まではほんの数分だったけどとても長く感じた。


前日、窓の外の景色を見てた時
いきなりキスしてきた。
困惑した自分は軽くそれに応えたけど

とても複雑な感情が残った。


自分のベッドに潜り込んで来た時も同じ。

抱きつきまたキスしてくる。


「甘えさせてください...」


無言で天井を見ながらMの頭と背中を撫でた。


幸せが苛立ちに変わる瞬間、
それは突然訪れる。
昨日の余韻など嘘のような時間。
Mの視線を避けるように歩く。


たどり着いた阪神尼崎。
マクドに入り朝食を済ませる。
結婚の話はここでは出なかったけど、

それは自分が適当に話題をそらし続けた結果だ。


Mが結婚に対して強いこだわりを持っているのは

わかるけど現実を見ていない。

子どもを望むことはもっとそうだ。


結婚だけを望むのなら他の誰かを探して欲しい。

好きだけど好きと結婚は違う。でもそんなこと言えない。


ずっとすれ違う二人。
激しく責められるたびもうダメだと別れを決意する。


秋の空は青く高い。
今日もあの日と同じように晴れ渡っている。

 


天気が良すぎて哀しいってあるんだ...

 

明日はわからない...

  • 2017.09.22 Friday
  • 15:44

自由主義、民主主義国家は軍事パレードなどしない。
野蛮な共産主義、似非共産主義、

元共産主義国家などが好んでやっている。


人をコントロールし配下に置かなければ

満足できない、安心できない。

大人になれない幼稚な人間が国を動かしていることが怖い。


軍事パレードなどという

統制された演劇はまさに独裁者好みだろう。


今の日本にもいる感情を制御出来ない

幼稚園児のような大人も同じ。
そのような未熟な人間でも子どもを育てて?る。


重箱の隅をつつくクレーマー
平気で行列に割り込む輩
注文の多い舅、姑。


歪んだ心を持つストーカー、サイコパス
責任逃れを繰り返す経営陣。
他国を平気で脅す独裁国家と似たパワハラ会社。

 

これらはみんな大人である。
子どもが思う大人からは乖離した存在。


さて...
昨今の状況を見るにつけ

遅かれ早かれ戦争になるのは避けられないと思われる。

もはや止められないというのが正直なところだ。

時間稼ぎの為に利用された協議という

意味のない話し合いには到底乗れない。


案外、死とは簡単に訪れるものかも知れない。
それは自分であり、また多くの日本人でもある。
狂った独裁者の胸先三寸で命が失われる日は遠くない。

 

 

今より前に進むためには、争いを避けて通れない


Tomorrow never knows...

 

蘇った記憶...

  • 2017.09.14 Thursday
  • 08:30

眠っていた携帯のパスワードがわかって

開いてみた受信ボックス。
記憶が蘇って書きたくなった。

過去に一度記事に書いたけど深く掘り起こしてみた。

 

お疲れ様。今夜弟が自殺します。
もう止めることができません。
あたしも疲れました。
震えが止まりません。

 

弟が死にました。
しばらく連絡とれません。

 

お疲れ様。声が出なくなった。
もう歩けなくなった。

 

お疲れ様。
帽子ありがとう。早速かぶって
散歩に行きました。
今日も頑張りました。


おやすみなさい。

あたしも悲しみの中
生活で精一杯です。
倒れないようにしようね。


おやすみなさい。

今日で三週間になります。
早いです。


今日から友達達が来てくれ
泊まったり少しバタバタして
メールできないかもしれません。

 

悲しい出来事 は続くけど
クリスマスどうか皆に幸せが
訪れますように。

 

やっと月を見ました。
まんまる綺麗だね。
口紅と本が届きました。
口紅は早速塗って病院へ来てます。

 

今度口紅をつけたら
写真送って見てもらっていいかな?
迷惑かな...

 

とうとう倒れちゃった。弱いね。
駄目だね。おやすみなさい。
愛してる。会いたいよ...


仕事へ行ったのですか?
雨だし心配しています。

もしあたしが同じように
死にたいと一言残して音信不通になったらどうですか?

心配しませんか?

 

自分の送信鍵カッコ

 

「死ぬ時は勝手に死にますからほっといて下さい。

お願いします。何もしないで下さい」

 

死んだら許さない!

あたしは弟が自殺したことで
心身ともに深く傷ついています。


死んだ本人は楽かもしれないけど
残された家族は生き地獄です。

そんな辛い思いを子供たちにさせないで下さい。


いろいろ疲れて大変だとは思うけど
命だけは大切にしてください。
約束してください。

 

共に強く生きること。
いつか又笑って会えるよう...

 


秋の入り口に入ってから
鬱状態が酷くなって来た。

自分を号泣させた羊からの
メール。


彼女にはわがままばかり言ってた。
死にたいとか...

いっぱい裏切られたけど
病気のせいもあるって後になって気づかされた。

 

 

一緒にいるだけで涙が溢れた相手...

 

 

生活保護...

  • 2017.09.08 Friday
  • 18:35

監視され、常に生存権を脅かされる生活が

楽とは到底思えない。
見えない檻の中でお金を使わないことばかり考える毎日。

 

身体を動かすとエネルギーを消費し食費がかかる。

外出するのも同様。
だから家に閉じこもり腹を満たす炭水化物ばかり食べる。

 

こんな生活を続けていたら筋肉は衰え、

肥満になるのは必然だ。
重い身体に弱った足腰。
社会復帰など不可能になっても仕方がない。

 

一般的な自堕落とは違う蟻地獄のような、

底なし沼のようなそんな感じを受ける。
3年もすれば這い上がる力も残っていないだろう。

 

仕事終わりの解放感は

精神的な満足感、達成感を人に与える。
苦しみの先に楽があるから我慢出来たり、

頑張れたりもする。

 

そんな世界と無縁になってしまったら疎外感、

孤独感の中で感情まで失っていきそうだ。

 

ケースワーカーの突然の訪問は

まるで死刑執行人が来たかのような動揺を誘う。

何も悪いことをしてなくても...

 

自立して生きる力を失った人間は

もはや尊厳すら奪われる。
労働者は自由な時間は短いが、

満喫出来る自由がある。

 

自分が稼いだ金だ、後ろめたさもなく飲み食い、

そして同僚、友人、恋人と遊べる。

誰かに密告されることもない。

 

精神的にも肉体的にも健康で働けるとは幸せなことだ。
当たり前のようだけどその当たり前が遠い。

 

医療費は確かに無料だが医療券を貰う為、

役所に行き必要書類に症状まで記入し

担当者に許可されなければならない。

それが嫌で我慢したりもする。

働いていた頃何も思わなかった役所が怖くなるのだ。

 

 

やさしさとはなんだろう?
ブラックジャックを読み返すといろいろなものが見えてくる...

 

 

黙示暗示猜疑...

  • 2017.09.06 Wednesday
  • 19:37

彼の言葉は黙示。
それゆえ彼女を深読みという自己暗示に至らせる。
彼はネガティブに拡大解釈されることを恐れ

慎重に言葉を選んでるだけなのに...

 

メールの返信は当然遅れ、
それがまた彼女の猜疑心に火を点ける。

恋愛とはかくも面倒なもの。

 

「もう私はいらない存在なのだと理解しました」
「メールを送ったことも後悔しました」
「無視...されるのですね」

 

1日返信しなかっただけでこの世の終わりのような対応。

 

「死にたいです...」

「消えたいです...」

 

さらに追い打ちをかけるメールが届く。

こうなると返事のしようがなくなる。
なにを言っても無駄であり、空虚感さえ漂う。

 

別れを決意すると取り乱し錯乱状態で泣きわめく。
そして永遠のごとく離れられない共依存地獄が続く。

 


何度さようならしたかもう記憶にない...

 

 

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