邪魔者はいらないよね...

  • 2013.04.25 Thursday
  • 21:38
「邪魔者はいらないよね」
「邪魔者って?」

ゴムを着けようとした手を掴むと
それを奪い取りゴミ箱に投げ捨てた。

「妊娠したら困るだろ?」
「大丈夫だよ」
「避妊してるの?」
「してない...」

何度もセックスしてきた。
でもそれは真のセックスじゃない。
彼の精液を膣の奥深く子宮にいっぱい浴びたい。
こんなあたしっておかしい?

彼をあたしのものにしたい。
あたしを彼のものにしたい。
深い深い繋がりで結ばれたい。
ずっと心の底にあった願望。

全部脱ぎ捨てて全裸になってるのに
彼だけが服を着てるみたいだった。
ゴムを外して初めて二人、全裸になるんだ。

「ちゃんとセックスして!」

涙が流れて止まらなくなった。
彼はそっと抱きしめると頷くようにキスしてきた。
舌を絡める二人。

いつもなら長い愛撫があるけど
何も言わず脚を開くとペニスを挿入された。

待ち望んだ粘膜の同化だった。
腰を打ち付け動く彼。
ペニスの根元をクリトリスに擦りつけながら 左右に回転する。

波打つ律動
痙攣するような感覚の膣内射精。
あたしはあたしの中の愛しい彼の精子を想像し
激しく興奮し、声にならない声を発した。

「好き...大好き...」
「うん...」

ひとつになれた喜び
股間を伝う精液、 何もかもが幸せだった。
あたしは結婚して彼の子どもを産む。
そして毎日愛し合う。



怖い?遠い夢の話だよ...
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殺戮の匂い...

  • 2013.04.23 Tuesday
  • 21:09
ローマの奴隷は鎖によって、
賃金労働者は見えない糸によって、
その所有者に繋がれている。

賃金労働者の独立という外観は、
個々の雇い主が絶えず替わることによって、
また契約という擬制によって維持されているのである。

共産主義は完成した自然主義として人間主義であり、
完成した人間主義として自然主義である。

Karl Heinrich Marx



残虐すぎて
とても酷過ぎて
嘘だらけで
それでいて平気な顔して

正義という言葉には殺戮の匂いがする...
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三菱製紙3864

  • 2013.04.22 Monday
  • 21:13


創業岩崎家直系の歴史を持ち
三菱グループの中でもプライドの高い三菱製紙。
そのプライドゆえ業界再編から取り残されてる。

製紙業界はご存知の通り王子製紙と日本製紙の二強があり
第三の勢力として三菱商事がいる。
三菱製紙がこの三菱商事との関係で今後どう動くかが注目される。

商事が化学紙会社を製紙に譲渡したのも ある意味三菱グループ内での支援だろうし
スリーダイヤの威光は相変わらず凄いものがある。

組織の三菱と言われる旧財閥グループ
その頂点に君臨する三菱金曜会28社の中に両社は存在する。
他の旧財閥よりも強い繋がりがあり
経営の根本理念として「三綱領」を共有している。

業績の下り坂に東日本大震災と弱り目に祟り目で
どん底状態にあったがここ数年でだいぶん持ち直してきてる。
おそらく三年くらいのスタンスで見れば改善はかなり進むと思う。

株価的にはかなり出遅れているが 買われ出すと軽い株数だ。
業績が先になるか業界再編の思惑が先になるかわからないが
仕手化も含め面白い存在だと思う。

自分のようなアウトサイダーは
2ちゃんの掲示板くらいでしか内部事情はわからない。
不平不満がうずまくのは儲かってる会社も同じだが
その質が読んでいて違うような気がする。

文句を言いながらも誰も辞めない。
これが三菱の三菱たる所以のような気がする。

しかし、したたかなのは王子製紙。
転んでもただでは起きない。
TOB失敗でも三菱製紙に資本提携で釘を刺し三菱商事を牽制する。

三菱製紙は三菱商事の支配を暗に拒否する。
王子製紙は三菱製紙のプライドを利用する老獪さ。
三菱グループの一枚岩を崩す作戦は当面は成功しているようにみえる。
TOB失敗の怨念か...

製紙業界再編を目論む三菱商事の出方と
複雑に絡み合う大企業同士の思惑。
今後、目が離せないのは間違いない。



フォークリフトはもちろん三菱重工。
子会社の隅々まで財閥系の影響力が及ぶ...
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冷めた目...

  • 2013.04.21 Sunday
  • 13:55
「そんなこと聞いてどうするの?」
「知らないままが一番いいのよ」

ドライな風俗嬢に熱をあげ 何度も通う男。
だんだんセックスだけの関係に虚しさを感じるようになる。

彼女の過去を知りたい。
彼女の今を知りたい。
彼女の心を知りたい。

恋愛においては自然な感情なのだが
風俗嬢と客という特殊な関係性においてはそれらが邪魔なものになる。
一方的な惚れ込みは迷惑そのものだろう。
あくまで金銭の対価としての笑顔。

彼女達は冷めた目で男を見てる。
背景にある重荷を知らず
気軽に惚れた腫れたと言う客を軽蔑してる。

「こんな仕事辞めたほうがいいよ」

じゃあ、あなたが養ってくれるの?
あたしの家族ごと全部。
喉まで出かかって飲み込む言葉。

すべてを知ったら逃げ出すのが男という生き物。
そんな奴らに偉そうに説教されたくない。

「なんでこんなところで働いてるの?」
「彼氏いるの?」
「そのタトゥーは?」

ほっといて!
身体だけ抱かれてあげるから!

ダメ、ダメ、ダメ
むきになったらダメ。
上から見下ろしてやらないと。
心の中でつぶやくだけでいい。



そう、何も知らないほうがいいの ...
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中途半端...

  • 2013.04.13 Saturday
  • 22:37
心の拠り所を失いたくないから中途半端な状態を続けてるんだね。
別れてるのか別れてないのかわからない関係。
何かあるとメールか電話をしてくる。

「地震のニュース見ました。大丈夫ですか?」

ずっと連絡も途絶えてるのに
こっちのことなんてどうでもいいよ。

きっと...完全に切れてしまうと
理解してくれる大事な存在を失くす恐怖に耐えられない。
新しい誰かと付き合っても一本足で立ってるような不安定感。
だからもう一本の足は残しておきたい。そうだろ?違う?

強い愛情を確かめるための脅迫的試し行動。
みんな君から逃げた。今度の男もまだ信じられない。
自分だけが真摯に向き合ってくれた相手だと言う。



いつまでも手放したくないのかも知れないけど
もう終わってるよ...
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海を感じた季節...

  • 2013.04.11 Thursday
  • 23:12
海の泡になって消えて行く。
この身体も心も壊されていく。
何もかもが無になり青空に照らされる。
自分は壊れてしまいたい願望があるのかもしれない。

羊と見たあの海、 一緒に乗った船、覚えてるよ、ずっと忘れない。
どうしてあれほど涙を流したんだろう? 思い残すことなんてない。
あっ、誤解しないでね、死ぬわけじゃないから。
春にも夏にも冬にも見た海、 そのどれもが映し出している思い出。

いつの季節も海を眺めていたような気がする。
屋上の上から遠くの海。海岸沿いの階段。船の上から。
引き潮。海からのさわやかな風。冷たい風も。 また一緒に海を見ようね。

羊といるときは海をいつも側に感じた。
何故だろう? 海が近いのもあるけど、印象に残ってる言葉。

「あそこに見える山は島だよ」

自分は山だと思ってた。
あれは海に浮かぶ島だったんだね。

「あのテレビ塔のふもとが家なんだ」

思い出すよ 昔、愛してくれた人。
夢中になって追いかけてきた。
振り払おうとしたら逆にフラれたよ。



一緒に死んでと言われた
死んでもいいと思った。
どうでもよかったのかな...
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空っぽの子宮...

  • 2013.04.03 Wednesday
  • 22:19

あたし以上にあなたを好きになった女はいない。
あたし以上にあなたを感じさせた女はいない。
あたし以上にあなたを傷つけた女はいない。

あたしはあなたによって変えられた。
あなたはあたしによって気を狂わされた。
ふたりで地獄を見ながらふたり同時に上りつめた。

満たされないあたしは空っぽの子宮をあなたでいっぱいにしたくなる。
この子宮はあなたのもの。
たくさん出してくれると正直嬉しい。

「赤ちゃん欲しい...」
その言葉に無言で頷くあなた。
入ってくる、入ってくる、どんどん奥に。

もっと、もっときて...
最後の一滴まで絞り出して。
苦痛を与えて... やさしさだけじゃ物足りない。

もっとめちゃくちゃにされたいの。
あなたと重なる肌が敏感に反応する。
粘膜と粘膜の接触。
これほど子どもを心から望む感情を持ったのはあなただけ。


あたし以上にあなたの子どもを欲しいと思った女はいない。
あたし以上にあなたの心と身体を欲しいと思った女はいない。
あなたのペニスを噛みちぎりたいと思った女はあたしだけ...
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