あたしの安心はきっと貴方の不安...

  • 2013.01.23 Wednesday
  • 22:48

縛っていて欲しい、そのままきつく。
解かないで!逃げられないようにして。
きっとあたし、貴方から解放されると不安定になるんだ。

自由ってとても怖い。
糸の切れた凧みたいにどこに飛んで行くかわからない。
貴方のものであたしを塞いでいて。 繋がったままでいて。
あたしを離さないで。

「ゴム着けるよ」
「いや!」
「なんで?着けなきゃ君が困るだろ」
「そんなの着けたら繋がりなんて感じられない」
「...」

「あたしは貴方と真に繋がりたいの」
「貴方の分身...あたしの奥に欲しいの」
「あたしを安心させて」

あたしの安心はきっと貴方の不安。
そんなことわかってる。
でも、肌と肌を重ねれば 貴方の皮膚、心臓、吐息は、あたしのすべてを溶かす。


お願い、中に出して
あたしを貴方のものにして
おまえは俺のものだと言って...

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悲しみの道...

  • 2013.01.20 Sunday
  • 22:01
今日、悲しみの道を歩いた。
と言ってもイエスが十字架を背負って、
ゴルゴダの丘まで歩いた道のことではない。

自分にとってゴルゴダの丘はあの工場。
そして十字架は重い安全靴。
罪は人間であること。それだけ...

Web2.0ともてはやされ猫も杓子もブログだった。
2004年から2006年にかけてそれはブームとなり 多くのブログが開設された。
そして跡形もなく消えていく。

時代はソーシャルメディアに移行し
残されたブログは細々と更新を続けてる。
自分がブログを始めた2005年、
知り合えるはずのない人たちと交流し
時に励まし合い、時に傷つけ合い、たえず刺激の中にいた。
何人かの自死と共に墓碑銘もつけることなく
最初のブログは役目を終えた。

そしてブームも去った2007年に開設したこのブログ。
最初は乗り気もなく今のタイトルとは違ったものだった。
交流は目的とせず、ただ書き連ねるモノローグ。 だからジュゲムを選んだ。

そのスタイルは今も同じだけど
2008年後半頃から訪問者数が増え、今も増え続けている。
そうなるとだんだん怖くなってくるのだ。

たえず見えない誰かに監視されてるような...
毎日、何百人という人が覗きにくるこのブログの価値はいったいなんなんだろうと?
こんなブログに何故人が来るのかいまだに理解できない。
つまらない暗いだけのこの場所。
でも自分にとっては必要な場所。



今日、悲しみの道を歩いた。
思い出すと涙が溢れてくる...

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現実逃避薬局へようこそ...

  • 2013.01.15 Tuesday
  • 21:23
現実というものは果てしなく残酷。
現実逃避薬局で売っているのは妄想薬という劇薬。
中毒性があり一度処方すると止められなくなる。

幻覚症状は当たり前。 社会不適応の廃人になる恐れさえある。
その薬を飲み夢の中でしか生きられなくなった君は
相手を強引に地獄へと引きずり込む。

「明日仕事なんだよ」
「あたしを捨てるんだ...」
「勘弁してくれよ」
「もういい!死んでやる!」
「わかった、わかったよ、帰らないよ」
「じゃあ、朝まで抱いていて」

そんな日々が続けば当然仕事も失う。
路頭に迷っても彼女は自分を助けない。
彼女は自分自身のこと以外感心がない。
酷いよ、俺は君のために全部捨てて尽くしたのに。



あたしは夢の中の住人。だから何も憶えてないの...

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脆さと儚さ...

  • 2013.01.13 Sunday
  • 19:57
少年は自殺によって自らの存在を確認をさせた。
皮肉なことに生きてる時は自分の存在を周囲に深く認識させることが出来ない。
何に悩み、何に傷ついていたのかなんてわからない。

基本的に皆、人のことには無関心だ。
明日は必ず来ると誰もが信じてる。
永遠に訪れない明日があることに目を瞑り
だらだらと生きているのが普通だから。

失うことによって得る最大の価値が存在確認だろう。
失って二度と戻ってこない未来の時間が
長ければ長いほど 自殺は関心をもってみられる。そして悲しまれる。
小学生の自殺などはその最たるもの。

自殺者数そのものは中高年が多数を占めるのだけど
失う時間の短さからかほとんど関心をもたれない。
命の価値というか人間の価値自体ないと判断されてると言っていい。

不況やそれに伴う精神的不安。 悪化する健康。
反比例するように高まる責任の重さ。
仕事だけじゃなく家族からも疎外され行き場を失う。

統計で見ると男性の自殺者数は女性のそれを圧倒している。
それだけ男は儚く脆い存在なんだろう。
用済みの男には会社からも家庭からも廃棄要請がある。
廃棄される前に自分を捨てるんだ。



世間とは、いったい何の事でしょう。人間の複数でしょうか。
いまは自分には、幸福も不幸もありません。
ただ、一さいは過ぎて行きます。

太宰治「人間失格」より...

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ピエロ...

  • 2013.01.09 Wednesday
  • 21:13
「あんたピエロだね」
「ああ、俺はピエロだよ」
「あたしのことなんかどうでもいいのに」
「いや、どうでもよくない」

ふう...

「あたしとやりたいの?」
「違う!ほうっておけないんだ!心配なんだよ!」
「あんたのそんな台詞にあたしの心がぐらつくとでも思ってるの?」
「正直に言いなよ。やらせて下さいって!まどろっこしい!」

愛とか優しさとかバカみたい。
本音はやりたいだけなのに...

「言っとくけどやらせないから!」
「好きと言う言葉も言わせないから!」
「あたしの前から今すぐ消えて!」

彼女は怒りのあと嘲笑しながら言った。

「それとも...だ・か・れ・て・あ・げ・よ・う・か・?」

港区の喫茶店を独り出て寒い夜の街を彷徨った。
車のベッドライトが涙でぼやける。
惨めなピエロの最後は交通事故死か。

意識朦朧の中、背後から腕を掴まれた。

「金出せ!」

無視したらいきなり殴られ倒された。
2人組の男が財布を抜き取り闇の中に消えた。
動けず道路に横たわりながらぼんやり空を見たよ。
ほんとにピエロだ。道化師だ。
どうせなら殺してくれれば良かったのに...





会社の同僚だった彼女。
彼女には社内に好きな男がいた。
それを知っていながら近づいた自分。
まさしくピエロだった...

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悪魔の乳首...

  • 2013.01.02 Wednesday
  • 23:00

中世ヨーロッパで「悪魔の乳首」と呼ばれ
魔女裁判でも標的となったクリトリス。
現在でも幼い少女のクリトリスを切り取る
割礼と呼ばれる儀式がイスラム圏などで行われている。

男性のペニスと同じく海綿体で出来ていて
興奮とともに充血、肥大化する。
完全に快楽を追及するだけの組織なので
その快楽を抑えようと身勝手で残酷なことをする。

女性から快楽を奪うこと自体信じられないのだけど
浮気防止というから、いかに女を信用していないかがわかる。
裏を返せば男はクリトリスという存在を恐れてるのだ。

快楽を知った女は手が付けられない。
クリトリスがその根源。
もちろんあちらの国々では浮気は死刑である。
恋愛すら禁止。まさに命がけのセックスだ。

幸い宗教にアバウトな国、日本に生まれ育ったおかげで
それらに縛れることなく男女とも基本、自由に恋愛しセックスできる。
クリトリスはむしろ歓迎すべき存在だ。

クンニリングス。
女性器を間近で見、指や舌を使って最終的にクリトリスにたどり着く。
包皮や陰唇がめくれ、ぽっかり開いた膣口から愛液が流れるさまは
とても卑猥で 収縮を繰り返す股間は別の生き物のようだ。

 

まず脚を大きく広げ頭ごと顔を股間に埋める。

舌を伸ばし膣の中に差し込む。

どろどろに濡れたそこを音を立てながら吸いつき

愛液を飲み込む。顔はびしょびしょだ。

そしていよいよ悪魔の乳首クリトリス。

 

そこは敏感すぎるくらいで
軽く舌で触れただけで身体全体がビクッとする。
直接舐めないで、皮の上から唾液を垂らしながら舐める。

指をクリトリスの両側に当てひっぱると皮がめくれ本体が露出する。
すっかり興奮しきったそれは大きく膨らみペニスのようだ。
やさしく口に含み舌で転がす。

女の声は獣のように大きくなり、腰が浮きのけぞる。
つま先が上がりピクピク痙攣しながらイってしまう。

女のセックスは子どもを作るもの。 快感を得てはならない。
強烈な男尊女卑の世界ではセックスは男だけのためにあるのだろう。

何のために生きて来て 何のために死んでいくのだろう?
宗教とは人の幸せのためにあるのではないか?
どこで間違ってしまったのか?それともそれが神の教えなのか?

資本主義VS共産主義みたいなイデオロギーは通用せず
見えない何かに支配された窮屈な社会。

日本人はそういった面では器用だと思う。
世界の世渡り上手と言っていいのか?
相手の文化を心の中では否定しても経済のため目をつむり
欧米諸国のように抗議せず中立のスタンスを保っている。



いつかどこからも信用されなくなるかも知れないが...

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