悪のテンプレート...

  • 2012.11.24 Saturday
  • 22:04
そう、君が言うように世の中はフェイク
悲しいかな正直者がバカを見る。
法律は味方かもしれないが それを使えば会社にはいられなくなる。

よしんば残ったとしても未来はない。
針のむしろの中で定年まで耐えられる?
そんな精神力ある? 生き残るのは並大抵のことじゃない。

雇用を増やしてもブラックばかり。
求人誌を見ると怪しい会社がずらりと並ぶ
体育会系居酒屋、飲食関係、 リフォーム、不動産、健康食品、貴金属買い取り。
ガッツポーズ写真が怪しさをさらに増幅させる。

ワンパターンなブラック系悪のテンプレートひな型が 諦めの気持ちにさせる。
マイペースの君はそれが協調性無しと判断され
徹底的ないじめの標的になるだろう。
時には口で、時にはふざけと称した暴力で追い詰められる。

偽りを偽ることが真実になり
真実を偽ることが偽りになる。

安定は不安定を欲し
不安定は安定を欲する。
スリルを求めて享楽に陥れば 待っているのは貧困...



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愛の罠...

  • 2012.11.12 Monday
  • 21:44

つまるところ自分にはもう何も残っていない。
いろんなものを捨ててきた。
いろんなものに捨てられてきた。

愛なんてものも...
実体が見えるわけでもない。
そんなものにしがみ付いて執着し 全てを絶望したりも。
君は自己完結してる。 苦しいやり取りは前からあったけど
何が何だかわからなくなるのは 今回が初めてだ。


傷痕が切ない。
誰にも見せられない秘密が身体のあちこちに彫ってある。
金属を嵌める穴もそう... 全部、自分と出会ってしまったせいだ。
それまでは何もない綺麗な身体だったのに。

「縛られたい...」
「縛られるのが好き」

両脚を椅子の肘掛けに固定され 手足を縛られると性器を隠せない。
卑猥な格好は君を乱れさせる。
「ハアハア」
熱い吐息は性器を濡らし腰を浮かせる。


見られてる...


その視線だけで強い快感が身体を貫く。
膣口は開ききっていた。

貴方が欲しい。
貴方の指
貴方の舌
貴方のペニス
貴方の精子
ぜんぶ欲しい。

セックス大好き...

君の股間に顔を埋め、舌を膣の中に差し込む。
溢れる愛液を舐め飲み込む。
ぴちゃぴちゃいやらしい音を立て 顔中を濡らしその行為に没頭するのだ。

愛する女にするクンニは
クリトリスから膣、アナルまで股間すべてを舌で舐め尽くすもの。
君のフェラも唾液を絡ませいやらしい音を響かせる。
ふたりのキスは相手を食べてしまうくらい貪り合う長い長いキス。

擦れ合うペニスと膣粘膜に激しい快感が襲いかかる。
膣の一番奥までペニスを挿入した時、動きが止まり射精が始まる。
ペニスの根元をクリトリスに押し付け
ぐりぐりと回転させながら大量の精子を子宮口にどくどく放出した。

君の腰はガクガクしてる。
子宮に精子を取り込んで受精させたいと逆流する精液を惜しむ君。

彼女はセックスの後、いつもシャワーを浴びない。
精子を体内に残して子宮に染み込ませたいのだ。
朝まで出された精子を大事に守って寝るのが君のフェチズム。

別れを惜しむように強く抱き合うふたり
「このままずっと愛していてもいいですか?」
無言で髪を撫でると君の目から涙が流れた...



聞きたいことがあるの。


あたしと、生きたい?

それとも… あたしと、逝きたい?


傷付けてごめんね…

本心をちゃんと言えなくて。

もう無理かなと思って、自暴自棄になってる。

嫌われるってわかって、嫌がる事をやってる。



洞察力に優れた君は次つぎと罠を仕掛けてくる。
あらゆることを見破る突破力は
この病理の底しれぬ恐ろしさを感じさせた...
 

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11月の憂鬱...

  • 2012.11.11 Sunday
  • 14:13
全世界を震撼させたリーマンショックからもう4年が過ぎた。
あの年の11月はとても憂鬱で生きてるだけで苦しかった。
それは年末、そして翌年の冬の終わりまで続いた。

あの季節、自分は大手鉄工所に派遣されたゴミだった。
まさしくゴミ以外の何ものでもない存在。
金融危機後の派遣切りが問題視されていた時期、
ゴミとして社員にこき使われ身も心も疲弊しきっていた。

毎日、煤で真黒になる顔。
軍手やマスク、作業着はゴミの自己負担で買わされる。
軍手などは一日ももたない。自腹で買いに行く毎日。
鉄屑のついた作業着はコインランドリーにぶち込む
汚すぎて家の洗濯機が壊れてしまうのだ。

そうして稼ぐ金は湯水のごとく消えていく。
なにより罵声が飛び交う荒れた空間はそれだけで何もかも萎えさせた。
寒い風が構内に吹き込むが、
溶けた鉄の熱気がそれを和らげてくれたのだけが救いだった。

あれから今に至るまで不況は続き
大企業の正社員たちの多くがリストラされている。
立場がゴミに変わったのだ。
ゴミになってようやく自分たちがいかに恵まれていたかわかるだろう。

その巨体故に絶滅した恐竜。
わずかに生き残った子孫は軽くて身軽な鳥に変化した。

シャープやパナソニックはその規模を維持するだけでは生き残れない。
だからたくさんの餌を求めて拡大投資した。
大規模投資は大規模需要があってこそ見返りがある。

しかし時すでに遅し。
見込んでいた市場は韓国等に食い散らかされた後。
出がらしのお茶にもならない。

シャープは資産すべてを銀行に差し出し、
それを担保にわずかな延命をしてるにすぎない。
死刑宣告は銀行の胸先三寸だ。

下請け関係会社を含めれば 目を覆う惨状になるだろう。
依存の時代ははるか昔に終わってる。



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