The end...

  • 2011.07.30 Saturday
  • 19:32

 話しを急がない。
話しを自分のペースでまとめない。
絶対に否定しない。


悩みを受け入れ、話しの腰を決して折らない。
すでに知ってる話題を振られても初めて聞く態度で臨む。
「あ〜、それ前も言ってたよね」
なんて論外。
空気を読めない人間にならない。
相手が共感を持てない話は価値がない。


自分なりに今まで君と付き合うため
気をつけ努力もしてきたつもりです。
でも、もう限界。
いや、何度も限界だと言ってきたけど...


君は相手の話を聞くことをしない。
こちらも人間です。
悩みや愚痴を聞いてほしいと時もある。
でも君はそのタイミングすら与えず自分の話に終始する。


君は気持ちを全部受け入れてもらえると考えてる。
いや、それが当然だとさえ思ってる。
君はただ同意してもらって、
背中を押してもらいそれで安心を得たいだけ。


情緒不安定で常時起伏する言動。
精神不安の危険性を知ってるだけに怖い。
君は君にしか関心がないんだ。
君の結婚妊娠願望はもはや幻想にしかすぎない。

 

依存心や束縛は見抜かれてる。
死にたいと言えば引き留められると簡単に考えてる。
「不安なんです」
「先が見えないことが怖い」
「ごめんなさい...」
謝ってはいるが自分しか見てない。



さよなら
もはや共有したい価値観すらない...

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灯...

  • 2011.07.29 Friday
  • 19:32
麗しき心、で御座います。
肉体関係なぞ糞御召しあそばせ。
かようなご時世、もう誰も彼もが心なんで御座います。

震災の後、
あの人毎日々々電話していらして
あまりにも弱っていらっしゃるものだから
あたくし、無邪気に笑って励ましたらば
あの人、いつもの様に

「お前はなんて呑気なんだ」
「お前は本当に馬鹿だなあ」

だけどいつもと一寸違う響き。
しばし談笑の後
電話を切る頃にはとても優しくなっていらして。

「本当はとても頼りにしてるんだ」
「君はしっかりした女性だよ」
御誂え向きの台詞も抜かり無く。

そんな優しいあの人
きっとお別れしてから初めてなものですから
あたくし、また改めてあの人の事
愛しく想えてしまってどうしようもなくて。

本当はご自身の生活の不安、
あたくしの一時的な援助にて
希望が見えたというだけなのですけれど。

諸々とりあえずの解決を見たあの人、
やはり今宵は電話もなく。
きっと愛しい恋人と会っていらっしゃるのでしょう。

あたくし、満月とその奴隷である自身の体にヤられてしまって
真に陳腐な云い様ですけれど
もうどうしようもなく狂おしい夜を眠れずに過ごすのです。

もう、
心なんてどこかに置き忘れて
背に
あの人の覆いかぶさる感触
耳元に
あの人の乱暴で悪戯な笑みと囁き
手首に
あの人の逃すまいと(或いは追い出そうと)握る両腕

そんなもので以って
マッチの灯よろしく自身を慰め夜を明かす。
来週の今頃
あたくしあの人にお逢いする用事ができたものだから
久し振りにお会いできるのが嬉しくて嬉しくて。

そして
お逢いできる理由があまりにも愚かしくて。
愚かしくて。
愚かしくて。
あ、涙。



太宰を読んでるような錯覚に陥るがこれは間違いなくダリアさんの作品。
自分のブログは自分で書かなくてはいけないのだがなんだかよすぎて...

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記憶...センチメンタル

  • 2011.07.28 Thursday
  • 19:10
 あの人は私に興味がない
私の話に興味がない
私の仕事に興味がない
私の趣味に興味がない
私の声に興味がない
私の髪に興味がない
私の服に興味がない
私の目に興味がない
私の唇に興味がない
私の胸に興味がない
私の尻に興味がない
私の脚に興味がない
私の指先に興味がない
私の舌の動きに興味がない
私のあなたを思う気持ちに興味がない


食事とお酒で誘い出す夜
手を繋いでと願えばそっけなく手を差し出し
別れを惜しめば
帰んなさい
と促す
何かがこれから始まるとしたら魅力的な出来事も
何もかもが終わった後の只の出来事


手首の痣と共に
あまりに激しく狂おしく幸福な
熱病患いたる十日間の記憶も薄れ


あの人は他の女に興味がある
あの人は他の女たちに興味がある
あの人は他の女たちの体に興味がある
あの人は他の女たちの心を欲しがる
あの人は他の女たちを貪り愛し自分も愛されたいと思っている
センチメンタルを埋め「本当の」愛を得ようとしている


あの人は私に興味がない
私の体に興味がない
私の心に興味がない
私の体を貪り愛し合い
センチメンタルを埋め「本当の」愛を得ようとはしない



リンクにあるダリアさん。
この人の書く文章は単なる詩的な表現にとどまらず
クラッシック音楽の対位法のようだ。
ふたつのセンチメンタルは強烈なメッセージを放ってる。


少し前にあなたは言った。
「君は俺を好きだという自分が好きなんだ。」
でもね、
ここまであなたを愛している女がいるかしら?
これは自負でも自慢でもなく。
できる事ならやめてしまいたい。
あなたを愛する事なんて...

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切なく儚いもの...

  • 2011.07.25 Monday
  • 21:24

 新撰組を思うと切なくなる。
ナチスゲシュタポか中国文革時代の紅衛兵、
北朝鮮の国家安全保衛部のような存在だが
何かが違う。


儚いのだ。鉄の規律も自らを守るため
貧乏で差別されてきた非正規社員が正社員になることを夢見て頑張ってきたけど
さんざん利用され捨てられた感じか。
死で最期をむかえ、利用したほうはのうのうと生き残る。



朝の先斗町は静かだ。
あの喧噪もそこにはない。
木屋町の高瀬川に架かる三条小橋
そのすぐ西にあの池田屋があった。
昔のそれはないが、遠くの山を見て
彼らも同じあの山を見てたと思うと不思議な感じがした。


東山にある坂本竜馬の墓。
そこには幕末に散った勤皇志士たちが多く眠る。
有名な人も無名な人も護国の士となる。
しかしそこに新撰組義士の墓はない。


当然と言えば当然なのだが。
逆の立場にいた国賊だから...
哀しいかな、彼らは時代遅れの武士だった。
まさにThe Last Samurai


志士の墓の前に一厘の花が咲いてた。
何を想う...自分。



高瀬川と三条小橋
すぐ西にあの池田屋跡地がある。
近藤も土方も沖田もここにいたんだ...

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Cause We Ended As Lovers...

  • 2011.07.24 Sunday
  • 16:16

 「ここにします?」
「いいよ」
君はそう聞くなりハンドルを右に切り国道沿いのホテルに入る。
助手席に座る自分は苦笑いしながらその光景を見てた。

空室はわずかだった。
「みんな好きだなあ...」
「嫌いな人間なんていないだろ」
エレベーターに乗りこみキスした。


扉を閉め部屋に入る。
落ち着いたが
夏だというのに汗ばんだまま
いつものごとくシャワーも浴びずお互いの性器を貪る。
音をたてクリトリスやペニスを口に含み舐め合う。
汚れや匂いも気にならない愛おしい行為。


二人の口の中は
膣から溢れる愛液とペニスから出るカウパー液で満たされている。
お互いの性器を舐めあった口で
激しく舌を絡ませキスした。
自然と唾液が垂れ糸を引く。


長い長いキス。
ペニスは膨張し膣口はパクパク収縮を繰り返す。
「奥まで突いてください」
抜こうとすると
「いじめないで、いじめないで!」
と叫ぶ。


再びペニスをねじ込み膣の中を掻き交ぜた。
濡れてベチョベチョになってるそこは擦るたびにいやらしい音をたてた。
ペニスの付け根をクリトリスに押し付け
左右上下に回転させる。


膣内の粘膜が直にペニスにまとわりつき
出し入れするたびに声が漏れる。
ペニスは膣のより奥へと入り込み
子宮を突く。


脈打つそれは精子を放出させ
君をより感じさせた。
「いっぱい精子出してください!」
「いっぱい欲しい!」
「イク〜!」
叫び声を聞き最後の精子を絞りだした。
膣口から逆流する精液はお尻の穴を濡らしシーツまで達していた。

「温かい...」
「恥ずかしいけど嬉しい...」
「流れ出たらイヤだ...」

射精した精子を一分でも長く膣内に留めておきたがるフェチズムは出会った頃から変わらない。
それが会うことを躊躇させてる原因とも知らず無邪気に喜ぶ。


それでも君の欲望は収まらず
「もう一回抱いてください」
と懇願してきた。
しかし何度もセックスし、精子は残ってなかった。



もし、まことんとの赤ちゃんを妊娠した場合、
まことさんはどうしますか…?
リングがあるからと言って、必ず妊娠しないとは限らなくて…


赤ちゃん欲しい…
さみしい…ひとりはイヤ…
まことさん…


さみしい…
一緒にいたい。
…赤ちゃん欲しい…


幸せな家庭を持つことは、今の生活のこと?
幸せって何?
手を繋いでいてください。
このこころを満たしてください。
まことさんを傍に感じられるように…


絶対に無理って解ってるんですが…
いつかまことさんと、教会で式を挙げたいです。
出せなくてもいいから、婚姻届にサインしてみたいです。
誰にも知られないようなささやかな結婚式…


まことさんの傍にいられたらいいのに…。
私たち、いつか夫婦にしてくださるでしょうか?
おかしいですか?
1人じゃ不安だから、誰かと歩きたい。ダメですか?


愛してます。他には考えられないほどに。
近付きたい…触れたい。
縛られたい…さらにタトゥーを刻んででも。
今のお揃いのタトゥーもとても大切なものです。
大切なものは増やしたい…愛する人との繋がりなら尚更です。



それから数日後
電話の向こうから激しく罵られ続ける自分。
一言も言い返せぬままただ嵐が過ぎ去るのを待った。
言い返すと何倍にもなって返ってくることを知ってるから
無駄な抵抗はしない。


女は感情の生き物。
どんな理屈をつけようが正論を吐こうが感情には勝てない。


「私の声を聞くのが嫌ならもう電話しなくていいです」
「やっぱり距離を置きましょうか?」
「あなたの昨日の言葉を聞いて私とは考え方、生き方が違うと思いました」
「頂いた指輪、着けておくわけにはいきません、お返しします」


「私は真剣に結婚を考えていました」
「貴方は友達のまま、このままの関係を望んでいるのですね?」
「愛しあった男女が友達というわけにはいきません」
「連絡先もなにもかも全て削除します」
「私は貴方のお嫁さんになりたかった...」


ジェフベックの「Cause We Ended As Lovers」http://www.youtube.com/watch?v=IriEq4H1XSU&feature=relatedを聴きながらこれを書いてる。
日本盤では「哀しみの恋人たち」と名付けられた名曲。
ギターが泣いてる。

一度好きになった相手を嫌いになるのは難しい。
愛情が愛着になり、やがて執着に変化していってることに気付かないのだ...

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働くとは...

  • 2011.07.23 Saturday
  • 23:30

 彼は何度も何度も頭を下げた。
目にはうっすら涙が見え、
まるでこれが最期の姿かと感じられるほど切なかった。


とても繊細で人を思いやれる。
気を使いすぎるくらい使うが
それがいつも裏目に出てしまう。



そこは阪神尼崎から歩いていくには少し遠い場所だった。
JR尼崎寄りとでも言ったらいいのだけど市バス利用の不便さを感じた。
毎日続く無賃労働と暴力が支配する空間。


強くなければやられてしまう。
精神的にも肉体的にも相手と対峙出来なければならない。
流されてはナメられてしまう。そんな環境だった。
辞めると言えなくて退職願いを郵送してくる者もいた。


ある日、会社の正面にパトカーが止まっていた。
社長が賭博行為で任意同行を求められていたのだ。
胡散臭いパンフレットはいかにこの会社が素晴らしいかを宣伝していたが、
実態は犯罪組織そのもの。


同一経営者による複数会社間の架空取引と幽霊役員への報酬。
度重なる暴力、圧力。
集団の力に傍観するしかなかった。
消えてしまった会社だが建物は残っている。
今は違う会社が入ってるが
吐き気と目眩が暑さと重なり襲い掛かる。



会社辞めました。
ベテランの人が月曜日で退職して
翌日から他の人の負担が増えて僕も地獄を見るやろな思ったら案の定でした。


「これからあなたが仕事の優先順位考えて段取りしていって下さい」


まだ右も左もわからんし
ろくな説明もしないで無理やっちゅーの思いながら...
会社は溶接工みたいなもんで
手で持つタイプのミニグラインダーで削る作業に手間取ってると


「みんなイライラしてるの分かります!? そんなの五分で終わるでしょ!!」
「でけへんかったらでけへん言って下さいね、所長も考えるでしょうから」


僕の悪い癖ですっかり気持ちが切れてしまい
その日1日放心状態で作業してました。
結局みんなにイライラさせて迷惑かけるんやったら辞めよという結論にあいなりました。


僕的にはろくな教育もしないで即戦力求められても出来るかみたいなかんじです。
判らなかったら聞いたらいいんですが
みんな自分の仕事で手一杯で聞く気が失せるようなピリピリした雰囲気で
放置プレーを味わい僕1人オロオロしてるありさまです。いや、でした。



過去と現在と彼と自分。
何もかもが真っ暗な中でもがいていた。そしてもがいている...

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別れ...

  • 2011.07.17 Sunday
  • 23:18

 昨夜から朝にかけて彼と会った。
彼と言っても恋人ではない。
過去にたった十日間、気が狂ったように毎日愛し合った相手。


ある事をきっかけに彼に捨てられた私は
その関係を修復すべく、彼に尽くしてきた。
食事や飲みに行こうと誘われれば出かけ
彼の好きな物をご馳走した。
彼はいつも不機嫌で、私を貶し、冷たかった。


震災の後あたりから
週3日程だった彼からの電話がほぼ毎日に増え
彼は愚痴や悩みといった内面的な話をするようになった。
朝も深夜も問わず電話があれば
話を聞き、相談にのり、冗談を言って笑わせた。


以前と違い、私の話を聞くようになってくれていた。
やがて彼の口から
「いつもありがとうね」
という信じられない言葉を聞くことになった。
お金を貸して欲しいと嘆願され、協力すると
「君は大切な人だ」
と事あるごとに言った。


その後も二人の関係は良くなってきたように思われ、
彼への愛しい思いはまた強まっていった。
それは同時に「愛情」を「依存」と置き換えても間違いは無かった。


昨夜、いつものように飲みに誘われ、出かけた。
最近の彼が話すのはだいたい同じ内容。
お金が無い事と仕事への不安。
故郷と家族への思い。
別れた妻とやり直したい思い。


そして
19歳の恋人との
別れた妻との
過去に愛し合った女達との
愛についての詳細を露骨に私に聞かせる。
もうやめて欲しいと言っても笑って話は続く。
ここしばらく続いたこれらの話題に私は少し辟易した。


私がいつもの通り支払いをしていると
彼は先に外に出て携帯をいじっていた。
彼の機嫌を損ねないよう、彼がいつも望んでいるように
あっさりと帰る事にした。


電車に乗っていると電話が来た。
用件は無いと言うので切り、家に着くとまた電話が来た。
その後。彼は愚痴を口にしては電話を切り、眠れないと言ってまたかけては切り、
それを6回ほど繰り返した。


「なんで俺こんなに君に頼ってるんだろう?」
彼が辛い時、私にできることがあればしたい。
素直に湧き出る愛情で接した。


「今から来て欲しい。」
別れた後、彼がそんな事を言った事は今まで一度もなかった。
あったとしても酔った時の悪い冗談だ。
「君に色々話を聞いて欲しいんだ。」
迷いも思う所もあったもののホテルに向かった。


彼と二人きりで過ごすのは久し振り。少し嬉しかった。
彼はさっき19歳の恋人と別れたと言い
先程までやりとりしていたというメールをすべて見せて来た。
苦しそうに、時に自虐的に笑い、顛末を語った。


苦しんでいる時の彼は必ず、
関節が鳴るのが電話でも聞こえるほど
きつく片手を握ったり開いたりを繰り返す。
苦しむ彼を見るのは辛い。


「手をつないでもいい?」
「いいよ。」
「抱きしめてもいい?」
「いいよ。」


彼に触れた。懐かしい感触で幸せになるのも束の間。
何よりも私が触れる事と、私を抱くことを頑なに避けていた彼は
乱暴に、私を押し倒し、顔も見えないような方法で
黙ってわずかな間、自分の欲望を果たそうとして
やがておもむろに私から体を離し眠った。


彼にまた抱かれる事を望んでいたのが
こんなに惨めな気持ちになるなんて。
ぼんやりとして、悲しくも寂しくもなかった。


もう彼に関しては何も無くなってしまった。
少し眠り、起きると彼が横で眠っていて嬉しかった。
嗚咽のような小さな声をあげる彼の肩を後ろから抱いて言った。


「泣いていいよ」
彼は逃げるようにして立ち上がった。
そして、前に見たように苛ついた様子で薬を飲んだ。
「俺これから故郷に帰るから、お前新幹線のチケット払ってよ。
カード使えるんだろう?」


それはできない。彼からまだこれから返してもらう約束の高額のお金もある。
きちんと返してもらえるのかも不安になる。
その後の不毛なやりとりをしているうち、私は気が滅入ってきた。


私の目の前にいるのは
子供と言うには幼稚すぎる、
どんな受け止め方をしても壊れてしまう脆すぎる心を持った人。
家族や私や他者の援助を当たり前に要求し
そこにつけこむかのように甘んじる人。


そして彼はどんな話をする時も、私を見ていない。
顔を見ていたとしても、彼の中に私はいない。
結局、彼の都合の良いだけの自分の存在にもう、いいやっと疲れが来た。
目の前の人は本当に私が愛している人なの?
静かに、冷静に目を覚ました。


「帰るね」
と一言残し、彼の事を振り返らず一人ホテルを後にした。
帰り、眠っているとメールが届いた。
「あんな去り方するなんて人として信じられない。
もう君とは終わりだ。さよなら。」


私がいけなかったのか。
帰り際、彼と共に歩いたら良かったのか。
優しい言葉をかけたら良かったのか。
今朝はこのまま、彼を放って帰る事しかできなかった。


私は自分を責め、泣く事しかできなかった。
電話をかけた。何回目かで彼が出る。
「今朝の事、ごめんなさい」
「何が?」
「メールに書いてあった事」
そう告げると電話は切れた。


すれ違いや言葉の行き違いで感情的に別れても
いつの間にか元に戻っていた関係もそろそろ終わろうとしている。
それは彼の「さよなら」だけでなく
私も終わらせようとしているから。


昨晩の電話をぼんやり思い出す。
「君は優しいな。どうしてそんなに優しいの?」


私は、彼の依存によって自分の存在を確認し
またそこに依存していたのだろう。





http://kotorinoyouni.blogspot.com/2011/05/blog-post_04.html"より。
とても表現力のある文章を書く人だなと感心させられます...
文章と写真は関係ありません...

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nobodyknows ニーチェ...

  • 2011.07.10 Sunday
  • 16:30

人間は行動を約束することはできても、
感情は約束できない。
自己欺瞞なしで永遠の愛を誓うものは、
愛情の見せかけを永遠に約束するものだ。


人間は深淵に架けられた一本の綱である。
渡るも危険、途上にあるも危険、
後ろを振り返るも危険、身震いして立ち止まるのも危険。


愚か者はよい暮らしを得ても、
それよりもっとよい暮らしを求める。
悪とは何か――弱さから生ずるすべてのもの。


多くのことを中途半端に知るよりは何も知らないほうがいい。
他人の見解に便乗して賢者になるくらいなら、
むしろ自力だけに頼る愚者であるほうがましだ。


信じなさいという言葉と罪を赦す教えを説く宗教が何故殺戮を繰り返すのか?
ユダヤもキリストもイスラムも残虐な歴史がありそれは今も脈々と受け継がれてる。
それが神が望む姿ならば神などいらない。


人間とは神の失敗作に過ぎないのか、それとも神こそ人間の失敗作にすぎぬのか。
何も知らないほうがいい...

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海辺のゴシック...

  • 2011.07.09 Saturday
  • 22:08

 妙に感傷的になってる。
一週間前の今日、ゴシック様式のとある場所にいた。
そこはとても遠いところ。
信じられないが確かに自分はその場に立っていた。


おそらく君と知り合うことがなかったら
一生、来ることもなかっただろう。
車から見える景色はとても美しく
都会では感じられない空気があった。


そうそう
君はいつも今の境遇を誰かのせいにする。
君自身は悪くない
悪いのは他の誰かなのだ。


その誰かに自分はなるんだろうな、きっと。
君は気に入らない人を汚く罵しる。
容赦なく叩く。


意見はいらない、ただ同意だけを求める。
だから頷いていた。
その言葉の矢がいつか自分に向くのを知りながら...




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Self-Portraits...photography

  • 2011.07.05 Tuesday
  • 08:26
 

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