孤独はそこに心があるから感じるもの...

  • 2011.01.30 Sunday
  • 18:21

 朽ち果てたブロックが所々に転がってる風景。
忘れ去られた場所には誰も住んでない。
また新しい住人が来て
家を建て人生を始める日も来る。


「孤独はそこに心があるから感じるもの」
それすら失われた時間の流れ
誰でもいいんだ
誰でも...


テレビで見た有料老人施設
入所金、何千万とか
前金払ってるのに使用料とかまた徴収される。
料理から医療から何から何まで至れり尽くせり。
胡散臭く感じないか?


孤独から抜け出すため
惜しげもなく金をつぎ込む老人たち。
ここも騙され朽ち果てて行くような気がする。
メディアが持ち上げれば持ち上げるほど
その胡散臭さは地上の楽園とかぶる。


そこには心なんてない。
金しかないんだ。
老人の死までの束の間の安心か...
そこまでして生にしがみ付きたいのか。
人間はとことん往生際が悪いみたいだ。



もう一度言おう
孤独はそこに心があるから感じるもの...
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神業のごとく...

  • 2011.01.29 Saturday
  • 23:16

 「忙しい忙しい」
と他人に吹聴する行為ほどみっともないものはない。
そんなに自分を誇示してまで世間に認められたいの?
忙しいと言う人ほど実は暇なんだけど。


「疲れた」
「しんどい」
目の前で連発されると誰でも不愉快になる。
疲れてるのはアンタだけじゃない。
みんな我慢して
それでも生きるために朝から晩まで働いてるんだよ。


金銭は生きる対価にすぎない。
人は生きてる間、食べたり飲んだり、
ネットしたり、恋愛したり、セックスしたりする。
いや、しない人もいるが...


妬み、ひがみ
嫉妬、執着、嫌悪、憎悪
マイナスのエネルギーは凄い。
筋トレでもポジティブよりネガティブのほうがはるかにきつい。


戦争やデモ、革命もネガティブパワーそのもの。
そうならないよう身を守る為に無理して
ポジティブに物事を考えようとしてる。
そして考えさせられるよう洗脳されてる。


優等生と劣等生
どちらが増えても人類は滅びる。
独裁政権の優等生は
冷酷なロボットになり殺人マシーン、工作員として動く。


違う角度から見ればわかるが
絶妙なバランスのもとに人間の性格は造られていると思う。
その人口配分も神業のごとく釣り合ってる。



神が人間を造ったのなら当然と言えば当然だが...
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Red...

  • 2011.01.23 Sunday
  • 22:22

 傷が増えると付き合い続ける理由を一生懸命探してしまう。
この傷を補ってあまりあるものがそこにあるのかと。


都合の悪い事柄には目を背け、
安心と恐怖の間で揺れ動く。
春までには結論を出すよう暗に迫られた。
逃げられないのに逃げようとしてる自分。


喜びよりも痛みのほうが
何倍も強く感じるのが人間の心理。
だから楽しかったことより
苦しかった過去の出来事ばかりが増幅され、
付き合う理由がわからなくなる。


同じ事の繰り返しを延々続け
治癒不可能な傷になり破滅するのを待つのか。
愛し続けることを正当化する理由を求めてさ迷う愚か者。


今まで築き上げたものを無駄にしたくない。
それは自分自身を否定することにもつながるし
惜しいという気持ちが不合理な行動に走らせる。


別れたいのに別れたくない
別れたくないのに別れたい。



過剰に反応する相手にも疲れ、
自分を見失ってしまった...
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迎合と孤塁、筋...

  • 2011.01.22 Saturday
  • 21:46

 

迎合


自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合わせること。
へつらう ・ おもねる ・ チヤホヤする ・ もてはやす
鼻息をうかがう ・ もみ手(すり手)で(売り込む)
取り入る ・ シッポを振る ・ (権力者に)色目を使う
媚を売る ・ ご用学者 ・ 曲学阿世 ・ ご機嫌を取り結ぶ
尻馬に乗る ・ (いい格好をしようと)先走る


孤塁 ・ 筋


孤塁を守る ・ (〜を)一人で守る ・ (〜を)維持する
(主張を)貫く ・ (〜を)死守する ・ (周囲に)迎合しない
 孤高を保つ ・ 黙々と励む ・ (〜の)たいまつを掲げる


世間に、同僚に、家族に、恋人に
迎合するほうが生きやすい。
所謂、空気を読むのが上手いということにも通じる。
しかし、そればかりだと相手にナメられ
馬鹿にされ、プレゼンスなど求めようもない。


逆に孤塁 ・ 筋 となると生きにくい。
孤高を維持できるのはごく限られた能力のある人間だけ。
たとえばイチローのような存在。
能力もないのにつっぱると迎合より馬鹿にされ
孤立し、社会で生きることが困難になる。
もちろん孤高の生き方は憧れでもあるが...


世渡り上手な人間と不器用な人間。
どちらがいいとは言わないが
老獪なタイプは表面上は迎合しつつ機会を伺う家康。
信長タイプは不器用すぎて足元を掬われる。
誰も信じないが誰にも信じてもらえない。
まさに孤高の人か。



自分はいつも迎合してる。
弱さゆえそうなるのだが
何事にも動じない風林火山のような人っているのだろうか?
大企業の経営者を見ても
政治家を見ても、みんな事が起こるとオロオロしてる。
普段、偉そうな人ほどそのギャップは大きい...
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街角に消えた...

  • 2011.01.21 Friday
  • 23:10

 大阪の本町通りと御堂筋が交差する場所にスターバックスがある。
自分は煙草をやめてるが知人は喫煙者
仕方なく店内ではなく外のテラスで話す事になる。


風が冷たい日
フェラーリと不似合いな男が
爆音を響かせ店の前に止まった。


「ボンボンが見せつけてんのやろ」
「アホちゃうか」


こんなとりとめのない会話のほうがよかった。
あまりに重い内容の話ばかりが続き一緒に帰らず
自分はひとり中央大通りを東へゆっくり歩いた。


途中、コーヒーの自販機と灰皿が置かれてるスペースがあった。
女が一人で煙草を吸っている。
小さいベンチに座った自分
女の手首には小さなタトゥーがある。


普段の自分だったら通り過ぎて行く風景なんだけど
何故か気になり声をかけた。


「左腕に見えるのはタトゥーですか?」
女は先ほどまでの硬い表情を崩し
「そうですよ。腰や胸にも削ってますよ。あなたもあるんですか?」
「左腕の上腕部分に外と内の両方に...」


お互い、詳しい事情は聞かなかった。
ただなんとなく興味はあったけど...



これは秋に撮った写真
この後自分は地下鉄の中にいた...
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Goodbye Pork Pie Hat...

  • 2011.01.19 Wednesday
  • 22:41

 喫茶店のテーブルを挟み気まずい沈黙の時が流れる。
君は大きなバッグの中から次々と自分がプレゼントしたものを取り出し
それを重ね置いていく。


そして最後に用意して来た手紙を置くと店を飛び出して行った。
一人残された自分はその手紙を読む。
別れの手紙だった。
我に返り彼女を追い掛けたけど春の風の中に消えてしまった。



気がついた時はもう届かない存在になっていた...
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相変わらず欺瞞を垂れ流す労組連合...

  • 2011.01.18 Tuesday
  • 22:45

 ◇「非正規共闘」実るか


昨年に続いて連合が強調するのは、
派遣労働者や契約社員などを含めた非正規雇用労働者の処遇改善。
今春闘では「時間給ベースで正規労働者を上回る賃金の引き上げ」を目指し、
パートを中心に新たに「非正規共闘」を設置して取り組む。


非正規労働者は労働者全体の4割を占め、
正規との仕事内容も差が無くなりつつあるのが現状だ。
「非正規社員は現状に不安や不満を持っている」。
数年前から非正規社員の処遇改善を春闘方針に掲げてきた
九州地方の従業員数1800人規模の企業の労組幹部は言う。


正規、非正規ともに昇給制度があるが、
昨年春闘では非正規についてのみベアを求めた。
ただ「職場では非正規優先の要求に疑問の声もある」という。


連合にとって2年目の「共闘」だが、
「大手出身の連合幹部自ら現場に出向き、
非正規のために身を切るぐらいの覚悟がなければ、
アドバルーンを掲げるだけで終わってしまう」(関係者)との声も上がる。


これに対し経団連は経労委報告で、非正規労働者の処遇について、
「すべての労働者の総人件費の問題として考えるべきで、
非正規の賃上げを取り上げて議論することはできない」と主張。
正規社員を上回る賃金引き上げには
「賃金は労働市場の需給関係によって決められる」と否定的だ。


ただし一方で、処遇全般について
非正規労働者の納得度を高めることを検討すべきだと指摘する。

 

毎日新聞 2011年1月18日 大阪朝刊から抜粋したが
非常に興味深い内容だ。
連合という似非労組の本質がまた表れている。


自分的には経団連の
非正規労働者の処遇について、
「すべての労働者の総人件費の問題として考えるべきで、
非正規の賃上げを取り上げて議論することはできない」に同感する。


総人件費のパイは限られてる。
その配分について身を削る覚悟もなく
自分たちの取り分は維持しておいて
非正規の時給を上げろと言っても説得力もない。


「大手出身の連合幹部自ら現場に出向き、
非正規のために身を切るぐらいの覚悟がなければ、
アドバルーンを掲げるだけで終わってしまう」なんかは
本気で言っているのかと思うくらい連合の欺瞞性を感じる。


身を削るとは広島電鉄のように
正社員の給与を下げ、非正規の社員化をはかるということだ。
多少の違いはあれどさほど総人件費は変わらず
言葉にもおのずと説得力も出てくる。


連合所属の大企業正社員の本音は
「職場では非正規優先の要求に疑問の声もある」
に集約されてる。
連合などという組織は害悪でしかない。


まあ非正規で働いてみるがいいさ。
虐げられた人間にしか虐げられた奴隷の気持ちを理解できない。
傷つけられた経験のない人間に傷の痛みは教えようもない。


訳知り顔でマスメディアが垂れ流すゴミ情報。
現場で汗まみれ血まみれ、泥まみれになり
正社員から物扱いされてみるがいい。
綺麗なスタジオに寄生するくだらない経済雇用評論家など他人事だろう。



働くという行為には違いはないが
不条理が平気でまかり通る世の中。
割り切るしかないんだろうけど引っかかるものがある...
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彼はいってしまった。遠い向こうの岸の世界へ...

  • 2011.01.16 Sunday
  • 15:47

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Moonlight Shadow


彼女が彼を最後に見たのは
月影にさらわれる姿
彼は彼女のことを心配しながら、案じながら
月影にさらわれていってしまった


土曜日の夜の不可解な出来事の中
彼はいってしまった。遠い向こう岸の世界へと
彼は無謀な争いに巻き込まれてしまった
彼女にはそれをどうすることもできなかった


夕闇の中でささやく木々は
月影にさらわれて
切ない悲しみの歌を奏でる
月影にさらわれながら


彼女に見えたものは拳銃の影だけだった
彼はいってしまった。遠い向こう岸の世界へ
彼は逃亡中のならず者に6発も撃たれて
彼女にはそれをどうすることもできなかった


遠い天国であなたにあえることを祈り続けます
いつか天国であなたにあえることを祈り続けます


午前4時
月影にさらわれて
あなたの姿がぼんやりと見えてくる
月影にさらわれて


銀色の輝きの中で星がゆっくりと動いていく
遙か遠くの向こう岸で
今夜私とお話ししに帰ってきてくれる?
でも彼女にはどうすることもできなかった


遠い天国であなたにあえることを祈り続けます
いつか天国であなたにあえることを祈り続けます


遠い天国であなたにあえることを祈り続けます
いつか天国であなたにあえることを祈り続けます


彼女が彼を最後に見たのは
月影にさらわれる姿
多くの人々が彼に別れを告げに集まってきた
月影に誘われて


105人の群衆の真ん中でたたずみながら
夜は重苦しく、空気が動いている
でも彼女にはどうすることもできなかった
月影にさらわれて・・・・


http://www.246.ne.jp/~hasegawa/mike/oldfieldlyrics.htm
から抜粋


(注)著作権に問題が発生した場合記事の削除も行います。



誰もいなくなってしまった。
恋人が死んでしまう。
この人の訳詩は切ない。
曲はあえてカヴァーを使った。こちらが好きだから。
夜の阪急東通りの雑踏から聞こえてきた時は
おもわず立ち止まってしまった...
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あの日あの女を買わなかったら...

  • 2011.01.15 Saturday
  • 18:01

 「結婚やめたい」
「やめたらええやん」

こんな会話が結婚式前日に
自分と会社の同僚とで交わされていたことを誰も知らない。



夏を間近に控えた6月の終わり、
出会ってはいけない女と出会ってしまった。
過去形になるのはずいぶん昔の話だからだけど今更ながらそう思う。


彼女は地方から関西に出て来てまだ2年の20歳だった。
新卒で入った有名会社を1年あまりで辞め、
水商売のバイトをしながらアパートを借り暮らしていた。


心が荒んでいた当時、お金で買った女と親しくなり
その女が身体を売って貯めたお金でスナックを始めたのをきっかけに
自分は誘われるがままその店の常連客になっていた。


その店で新人として入って来たのが前述の20歳の彼女だった。
カウンター越しの会話はいつしか店の外に変わり、
彼女の家に転がり込みセックスに明け暮れる毎日になる。


若かった自分は彼女の大丈夫と言う言葉に甘え
コンドームも着けず中に毎回出していた。
実際何の根拠があって「大丈夫」だったのかわからない。
ただ気持ちがいいから生でやっていただけ。


後で彼女の友達に宛てた手紙を知ることになり
「早く赤ちゃんが欲しい」
と書いてあるのを知った。
それを知った時はすでに妊娠がわかった後だったんだけど...


デキ婚狙いにまんまとはまり
アホな自分は好きでもない女と結婚することになる。
セックスはしてたが付き合ってる感覚はなかった。
ましてや愛してるとか好きとか言う感情など
皆無に近かったような気がする。



この街で今も生きているのか...
自業自得
あの日あの女を買わなかったら...
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刹那...

  • 2011.01.13 Thursday
  • 23:08

 ハーバーランドのホテルを出る時
羊は下着を穿いてなかった。
南京町、元町と夜の繁華街を歩く。


フロントにジッパーのあるデニムのミニ。
酔っぱらった羊が
歩道の真ん中でわざとしゃがみ
自分にスカートの中を見せる。

「漏らしちゃった」
「おまえ、ノーパンやで」


くだらない遊びが面白かった。
日常の退屈さが二人を引き寄せたのかもしれない。
ホテルに帰った時は日付が変わっていた。


ハーバーランドの光も消え
ポートタワーも闇の中。
オリエンタルホテルだけが
海の上で煌めいていた。


昼間の結婚式が嘘のような
羊の夜の顔。
どちらもフェイクなんだけどね...



デニムのスカートのフロントジッパーを
下から上げると何も穿いてないのがわかる。
元町のカラオケボックス
羊が歌ってた曲、覚えてない。
カラオケなんてどうでもよかったんだろうね...
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