今日を限りのあなたともがな...

  • 2024.01.31 Wednesday
  • 20:05


忘れじの行く末まではかたければ


今日を限りの命ともがな



 「いつまでも愛は変わらないよ」


というあなたの誓いが

将来まで変わらないなんて分からないから、

その言葉を聞いた幸せな今日を限りとして

死んでしまいたい



楽しいまま死にたかったと

言われたことがある

あれで終わってたらよかったかも知れないね

醜く年老いていく前に...



離婚してから20年が経ち

その間ふたりの女性と付き合った

それはこのブログの歴史でもある

ぼろぼろだったメンタルを救ってくれた人は皆、精神疾患持ちだった



当然共依存関係に至るまでには時間はかからない

共依存はお互いを傷つけ合う

セックスの時の甘い時間は一瞬

その後激しく罵られる

その繰り返しが続く



共依存の闇は深く

離れられない関係になる

傷つけ合うことで愛を確認したりする

試し行動そのもの




それが愛なのかと問われれば

間違いなく愛だったと思う

共依存は愛ではないと言うけど

あれだけの激情を経験すると

そうは言えない




あの時はふたりで消えたいと思った

ロマンチシズムと笑われても

それでもよかった


さびしからずや 道を説く君 ...

  • 2023.10.31 Tuesday
  • 20:21

和歌が時代を越える

女性も性を求めるのは当たり前なんだけど

それをここまで表現してしまう

現代では特に驚くこともないのだけど



当時では勇気のいる言葉

恥じらいもなくと叩かれるんだろう

男が道徳的なことを言い

女性からの誘いを断る



それはある意味

若さ故への男特有の照れ隠しか

触れて欲しいという女性を諭す

時代を超えて人間の煩悩は変わらない



与謝野晶子




やは肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君 



私のやわ肌の熱さに触れも見もしないで、道徳的なことで諭そうとするあたなたは寂しくないのでしょうか



優しさとは...

  • 2022.12.31 Saturday
  • 09:10

優しさとはなんだろう?

何をしても許すこと

たとえ理不尽なことでも

相手を理詰めで追い詰めないこと?



もう終わったことだから

今さらなんだけど

空気を読んで

こちらから離れてあげるのが優しさ

そう思い別れた



後悔がないと言えば嘘になるけど

時間の問題だったのは事実

遅かれ早かれ結論は同じ

傷が深くなる前に離れたほうがいい



最後は憎い思いもあったけど

それ以上に愛してくれた日々がそれらを消し去ってくれた

激しく愛し合った事実は消せない

それだけでいい



あれ以上愛してくれた人はいないし

愛した人もいない

嘘をつかない恋愛はない

嘘も全部受け入れて

それが愛だったと思う



もう今年も終わり

また歳を取る

生きててもつまらないし

価値もない

誰しも時間の流れには抗えない



今は早く死にたいと気持ちと

生きて見届けたいものとの気持ちで揺れている

もはや早すぎる死ではない年齢

人の温かさと冷たさ

両方を垣間見ることもできた

それでいい

それでいいよ...


虹の楽園...

  • 2022.05.31 Tuesday
  • 06:47

23歳の時、18歳の高校生の女の子に遊ばれたことがある

当時はそう思ってなかったんだけど、振り回されてたね




自分が働いてた店の常連だった子

バイトしたいと何度も言って近づいてきた

今度、ドライブ連れて行って下さいとか

適当に無視していたんだけど




店の女の子たちにも怪しい目で見られたりしてたし、距離を置いていた

ある日、閉店間際に来て家まで送って欲しいと言ってきた

その日は土砂降りで彼女は傘もなくずぶ濡れ状態だったから、しょうがない感じで送った




車の中が汚れるからタオル渡してある程度拭いてもらってから乗せたんだけど

家が近くなるとまだ帰りたくない

もうちょっとだけ一緒にいさせて

そう訴えてくる




それはダメ

まだ高校生なんだし親が心配する

とりあえず家の近くで止めるからそこから歩いて帰ってと言ったのを覚えてる

雨はあがって来てたけど時間は21時を回っていた




彼女は車を降りようとしない

もう降りて!マジで

勘違いされるし困るとも言った

彼女は黙り込み自分の目をずっと見てる

その視線は絶対に外さない




そんな瞬間だった

抱きついてキスして来たのだ

慌てたけどもの凄い力と勢いで

止めれなかった

舌を入れてくるし、結局そのキスに付き合う感じになりしばらく車内でキスした




車の中ではジョーサンプルの虹の楽園

切ないピアノが聴こえる

まずいなあ、好きになってしまう

手遅れだった...




その日以降、彼女のことが頭から離れない

そんな想いとは裏腹に彼女は店に来なくなった

完全に振り回されてる

いい大人が高校生の女の子に遊ばれてる

そんな感じだった




ある日、彼女が男と手を繋ぎ歩いてる姿を見ることになる

心は動揺し、何も手につかなくなる

店では平静を装っていたけど内心、相当参ってた




しばらくして自分は店を離れた

平たく言えば倒産したんだけど...

その後、彼女の姿を見ることは一度もなく

時は流れ、自分は400キロ離れた遠い地に引っ越すことになる




虹の楽園

本当に虹のように消えてしまった...

記して憶えておくもの...

  • 2022.04.30 Saturday
  • 09:19

記憶とは記して憶えておくもの

このブログはそうです

頭の中にある記憶は薄れていき

形はすでに無くなってる



ブログに書かれたものは消えない

読み返すと鮮明に蘇る

たぶんこのブログがなかったら

忘れていたことが多いだろう



忘れたほうがいい場合もあるけど

それはそれで寂しいものがある

過去を捨てた感じで

無かったことにするのは簡単だけど

未練たらしいね...



身体に刻まれたMとのペアタトゥー

Mもたぶん消してないと思う

もしかしたらカバーするかもしれないけど

カバーの下には残ってる傷跡



恋愛の痕跡は消えない

Mはタトゥーだらけになった中高年

恋愛はするだろうけど

本気で愛してくれる男は

もう現れないと思う

本気で愛す男も



セックス目当てで付き合っても

それだけ

虚しさしか残らないのがわかる

やっぱりタトゥーだらけになると

過去を気にする男は多い



タトゥーのない男は特に

Mの身体を見ただけで敬遠する

まともな男は相手にしないだろう

Mももう50歳に近づいて来てる



33歳の時に出会ったMの身体にタトゥーはなく

普通の裸体を見せていた

あのままだったらMの人生も違っていた

でももう遅いよね

当時は自分と出会ってなければこうはなっていなかったと言っていたけど

タトゥーだらけにしたのはMの意思



別れてもずっと付きまとう因果

後悔はしていない

Mはそう言っていた

自分もMにしてあげれることはした



それでよかったんだ

そう言い聞かせてる

屋上...

  • 2022.02.28 Monday
  • 21:18

広島駅前の福屋百貨店の屋上

あそこに見えるのは島なんだよ



そう教えてくれた場所から島はもう見えない

新しく出来た大きなビルがそれを消した



原爆ドーム近くの広島市民球場もない

2005年から2006年

ふたりはそこに立っていた



クリスマスの平和大通り

真夏の平和公園

並木通り

愛し合っていた



羊にはもう孫が4人もいる

幼かった子どもたちはすっかり大人

羊は歳を取り

自分も同じように歳をとる




今は年に一回だけのLINEのやり取り

昔の同志だね



泣き疲れた日々も

嘘のようだ...


・・・どうかしてる

  • 2022.01.25 Tuesday
  • 16:00

長期間の恋愛を恋愛と呼べるのか今となってはわからない

ひとつ言えるのはMを見捨てられなかった自分の弱さ

 

 

離れていってしまえば二度と取り戻すことは出来ない

そんな恐怖心もどこかにあった

だから言いたいことも言えない関係が続くことになる

 

 

共依存はある意味心地良い関係だ

酔ってしまうこともある

Mに頼られる自分は愛されてる

たぶん自己肯定感のなかで満足していたんだろう

 

 

愛していたし愛されていた

結婚を認める用紙も送ってもらい

指輪も揃えてタトゥーも彫った

 

 

セックスはいつも中出し

Mは赤ちゃんが欲しがった

避妊しようとしたら悲しい目をされた

幸か不幸か妊娠はしなかったけど

 

 

もうMはいない

自分は誰とも恋愛せず死んでいくだろう

今さら誰かとなんて気持ちもない

それほど濃く長い時間だった

 

 

 

大きな地震がきたってわからないくらいに

あたしときたら 体中心臓でいっぱい・・・どうかしてる

 

 

とにかくそれはあたしの趣味ともいえる・・・彼を想うこと

あなたのペニスで深い仲 夢でなけりゃ素敵

あなたの声が好き 夢が好き 愛しかけてよ

たった一言であなたがわたしに恋してしまうような

・・・そんな感じ 心はおしゃvery

 

 

・・・どうかしてる

とにかくそれはあたしの趣味ともいえる・・・彼を想うこと

あなたのペニスで深い仲・・・夢でなけりゃ素敵

あなたの声が好き 夢が好き 愛しかけてよ

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

私の中の 宇宙では存在しています

月までペニスあなたは私のそばにいるの

 

 

大好きです。

貴方しか見えません...

  • 2021.12.30 Thursday
  • 13:12

もっと傍においでって言って・・・

貴方から手を伸ばして・・・

ねぇ・・・

 

言いたいけど・・・言ってもいいかな?

大丈夫かな?

嫌われたりしない・・・?

 

 

言葉では表現できません。

その時の心の向くまま・・・

少なくとも・・・貴方です。貴方しか見えません。

 

あなたがここにいてほしい

私という存在は罪深くて、何も価値がないけれど、

 

 

それでも、傍にあなたがいてくれたら、

それだけで救われるのです。

あなたがここにいてほしいと願うことすら

私には許されないことでしょうか・・・

思い続けることで、幸せになれたらいいのに・・・

 

 

 

過ぎた日は戻らない

人は変わる

愛し合った時は事実としてあった

長すぎてもう誰も愛せなくなった

 

 

もちろん年齢的なこともある

残された時間もない

傷ついても幸せだったし

後悔はない

 

 

もう今年も終わり

何事もなく過ぎていく

生きててもしょうがないんだけど

惰性です...

 

 

別れて1年目の今日...

  • 2021.11.16 Tuesday
  • 23:32

去年のちょうど今日

11月16日

LINEの電話で別れを告げた

 

12年の付き合いの中で

何度も別れの話はあったけれど

Mの懇願で別れることはなかった

 

でも去年は違った

Mの心はもう離れていた

別れを告げたのは自分だけど

実質はMに振られてる

 

2018年から心が離れ始めてた

決定的だったのはその夏の未読スルー

今までのMではあり得ないことだった

 

泣き喚いて縋り付いてきたM

そこにはもういなかった

自分は送信取消した

 

後からの電話はすべて言い訳

もう自分の存在は面倒なだけだった

そんなこんなで

2018年の夏から2020年の晩秋までは

腐れ縁だけだ繋がってた

別れは時間の問題だった

 

タトゥーもあなたがいたから彫った

こんな身体じゃ誰とも付き合えない

あなたが最後の人だと思ったから

彫ったんです

わかってもらえますか?

 

 

いつも自分と出会ったからと言っていたなに

去年は出会ってなくてあの時の精神状態だったら彫ってたかも知らないと言われた

終わったと思った

タトゥーはふたりの支えだった...

 

そしてトドメは執着されるとキツい

これは効いた

立ち上がれなくなるほど

ものが食べれなくなるほど

 

Mの見捨てられ不安を心配し

ずっと離れず寄り添ってきたつもりが

こちらが見捨てられてしまった

11月16日の昼間...

 

12年間がたった2時間の電話で幕を降ろした

10月の切ない終わり...

  • 2021.10.31 Sunday
  • 10:11

10月はひとつの区切りになった

別れてからもLINEは繋がっているM

でも誕生日のお祝いが来なかった

 

ああ、そういうことなんだ

どこかで期待してた自分が愚かなんだけどね

寂しさは感じた

付き合ってる時は午前0時を過ぎたらすぐにお祝いのメールやLINEがあった

 

12年付き合ってたから

誕生日を忘れてるわけないので

確信的に送信して来なかったんだろう

しょうがないね

 

別れたんだし、関係ない

誕生日を過ぎたらなんだかすごく吹っ切れた

もうMを助けることもないし

それはそれで肩の荷はおりてる

 

ちなみに羊は今も誕生日には律儀にメッセージを送ってくれる

LINEで喧嘩して半年間音信普通にしてたんだけど...

 

羊のほうが人間味があると感じた

それは以前からそうなんだけど

完全に切りたくないんだろう

 

切ない10月が終わり

また歳を重ねてしまった

もういつ死でもいいんだけどね

それだけの歳になってしまった...

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